第23回『うさこちゃんのさがしもの』
2026-09-17
まつおか きょうこ訳
原作 1991年
2008年発行 福音館書店
今回のおはなし
うさこちゃんの大切な「くまさん」は何処へ…
あらすじ
うさこちゃんは「くまさん」(誕生日にもらった)をだっこして寝るのがルーティン。
ふわふわして温かくとても気持ちいい。
でも、朝目覚めると大切なくまさんがいなくなり、涙が止まらない
どこに行ったか、くまさんのいそうな所を探して回る。
おかあさんは家に居なくて、おとうさん絶対に容疑者に聞いてみたけど、「知らないね」と…
芝生で遊んでいた友達にも聞いてみたけど、誰も知りません。
おじいちゃんとおばあちゃんにも尋ねたけど、「ずっとうちに居たけど、でも見なかったねぇ」と言ってます。まぁ、あげた本人達だから聞いてもねぇ…
丘の上のおばさんにも聞きましたが、知りません。
「かわいそうに!」と共感して涙が溢れます聖女か?
仕方なく帰宅。
「ああ ああ、ほんとに いなくなったんだ。だいすきな だいすきな くまさんなのに」クソでかいリフレイン
一日が終わりベッドに入るうさこちゃん
「お布団」で足をのばすとおや?、何かが足に触る…
うさこちゃんは毛布の下に潜り込み…
何かを見つけました。
何かな?
「くまさんだ!わーいわーい。わたしの くまさんが みつかった!」
それからうさこちゃんの泣き顔はもうありません。

考察1 さがしものはなんですか?
井上陽水・「夢の中へ」が、ごとくあちこち探し回るお話ですね。
「黄色いくまさん」は現実世界で20年越しの再登場です。
考察2 児童退行?
普通に考えてみたらわかる事ではありますが、気付くまでかなりの徒労感があります。
大切な物が無くなり、気が動転して外まで探しに行くのもわかりますが、とても知育絵本特化になってます。
それもあってか、福音館書店様が順番編集してセットで出してるシリーズでは「1才からのうさこちゃんのえほん」シリーズに当てられてます。
ブルーナ神が明言してたかは存じ得ないですが、多分どこかで「うさこちゃん成長期」から「うさこちゃんの出来事の1ページ」にシフトチェンジしてるのでは?と思っています。
感想
うんにゃ〜おっちょこちょい可愛い(笑)
おとうさんは元々怪しいから(?)仕方ないですが、外の人達にまで聞き回るのはとても焦る心情も描きつつ、それだけ「黄色いくまさん」が大切な事の裏返しとでも言いましょうか。
時代背景や、年齢設定(?)が前後してるように見えてきた今日この頃ですが、あくまでもブルーナ神がオランダ発行年順で見ていきますのでよろしくお願いします!
おわりに
本当はこの記事書いた日はレア本『ボリスのやまのぼり』を書こうとしてましたが、もうそろそろ福音館書店様からも翻訳版が出ますので、届いたら2冊同時に記事にしたいのでジャンプさせて頂きました。
更に、この『うさこちゃんのさがしもの』以降からは福音館書店様の翻訳年数順序とセット売りの組み合わせが行ったり来たりし、中には福音館書店版であるにも関わらず「絶版」に近い商品もあるため記事順番が管理し辛い現状にあります。
ですが、何とかミッフィーとおともだちにあたる日本語翻訳版は全て絡む予定なんで気長にお待ちください。
セット版のリンクは、全記事終わりに別ページ「よりみち雑貨店」で取り扱います。ご了承下さい。


